昨日のつづきです。
今の大豆ちゃんと同じくらいの生後6ヶ月の赤ちゃん猿がいました。
食事はまだ野菜や果物ではなくミルクを飲んでいました。
人間と同じように哺乳瓶で上手に飲んでいました。
ある日、いつものようにミルクをあげていると
突然、ミルクを飲むのを止めて
ゆっくりと横になったんです。
違和感の無いスローな動きだったのですぐにはわからなかったのですが、
異変に気付き抱き上げたときには
呼吸が止まっていました [E:wobbly][E:sweat01]
その瞬間は、頭が真っ白です [E:bearing]
何をすればいいのか、
どうして呼吸をしないのか?
このまま死んでしまうのか?
など、パニックを起こしてしまいそうでした。
しかし、以外に冷静でいられた自分がそこにはいました。
すぐに、胸に[E:paper]を当て心音を聞いて、まだ生きていることを
確認しました [E:coldsweats01]
まだ、こんな事態が人間の応急処置なら
うろ覚えでもやれるかもしれないけど、
猿で赤ん坊なんてどうしていいかなんてことは、
もちろんわかりませんでした [E:coldsweats02]
しかし、あきらめるわけにもいかず
出来ることをするしかないと思い
あらゆることをやりました。
背中をたたき [E:paper]
顔をたたき [E:paper]
口の中に指を突っ込み、
とやってみましたが
呼吸はしてくれません。
そこで、最終手段です。
やりました、人工呼吸 [E:kissmark]
正しいやり方なんて、
その時はまったく考えず
ただ見よう見まねの状態でした。
鼻を押さえ、
猿の口に思いっきり
息を吹き込みました。
何回も、何回も、
ただひたすらやりました。
そして、ついに
赤んぼう猿は、息を吹き返してくれました (v^ー゜)ヤッタネ!!
その後についてはまた明日でござる。